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鎌田傳


「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」

鎌田傳の「South Bayトレーダー」 日記

金利引下げ直後の動き

01月31日



上は、S&P500指数に連動する、スパイダーの10分足チャートだ。

A:金利引下げニュース

B:失速

なぜBが頂点になったのだろうか?答えは、日足チャートにある。



下降する20日移動平均線、そして38.2%の値戻しレベル(10月11日の高値から1月22日の安値で測定)が壁になったわけだ。

引け間際の失速は、大手債券保険会社の格下げが原因、とマスコミは報道している。


http://southbaytrader.blogspot.com/2008/01/blog-post_30.html





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プロが推奨する12冊

01月30日


「最もトレードに役立った本は何ですか?」、とstocktickrが、成功しているトレーダーに尋ねた。さっそく結果を見てみよう。

1、「魔術師たちの心理学」 バン・K・タープ著: タープ氏は、トレード心理の研究およびトレーダー・コーチとして有名。副題は、トレードで生計を立てる秘訣と心構え。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775971000

2、「オニールの成長株発掘法」 ウィリアム・J・オニール著: オニール氏は、米国でCANSLIMという投資方法を有名にした。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103339

3、「欲望と幻想の市場」 エドウィン・ルフェーベル著: 伝説の投機王リバモアの物語。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784492061114

4、「マーケットの魔術師」 ジャック・D・シュワッガー著: リチャード・デニス、ブルース・コフナー、ラリー・ハイト、といったトレード界のリーダー達へのインタビュー。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103407

5、「ウエンスタインのテクニカル分析入門」 スタン・ウエンスタイン著: ウエンスタイン氏は、「プロフェッショナル・テープ・リーダー」の編集長を務める。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775970010

6、「マーケットのテクニカル百科 入門編」 ロバート・D・エドワーズ、ジョン・マギー著: チャート分析に関する書物の最高峰、という評判がある。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775970386

7、「投資苑」 アレキサンダー・エルダー著: マインド、メソッド、マネーを基盤にした独自の方法論。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103285

8、「ゾーン 相場心理学入門」 マーク・ダグラス著: 本書は、トレーダーが一貫した結果を出せない隠れた秘密を明らかにする。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103575

9、「ピット・ブル」 マーティン・シュワルツ著: こんな説明書きがある。チャンピオン・トレーダーに上り詰めたギャンブラーが語る実録「カジノ・ウォール街」


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103254

10、「私は株で200万ドル儲けた」 ニコラス・ダーバス著: ダーバス氏は、40年以上も前に「ボックス理論」を実践し、当時の金額で200万ドルという大金を稼いだ伝説の人物。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775970102

11、「精神科医が見た投資心理学」 ブレット・スティンバーガー著: 心理学とトレードを合体させた必読の書、とトレーダー・コーチとして有名な、ビクター・ニーダーホファー氏は絶賛している


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784771016927

12、「市場間分析入門」 ジョン・マーフィー著: 「この本には、私でも知らない新しい視点が盛り込まれている。プロとビギナー投資家のどちらにも本書を強く推奨する。」 マーチン・プリング氏(マーチン・プリング・ドット・コム)


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775970515

情報源:StockTickr

(上はUSマーケット・ウォッチに掲載したものです。

http://www.breakscan.com/usmw/archives/2008/0130.php
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居直った米国消費者

01月29日
現在アメリカが経験している住宅市場のスランプは、ここ20年間で最悪だ、と多くの業界関係者は言う。2008年度も低迷が続く、という意見が既に主流になり、「不動産投資」という言葉は死語になってしまったようだ。

ロサンゼルス・タイムズの記者に、住宅ローンの支払いが困難になったレアンドロ・ヘルナンデズさんは、こんなことを語っている。

「住宅ローンから解放されるために、自宅を売りに出しましたが、買い手は全く現れませんでした。仕方ないですから、ローンのことで、銀行へ交渉に行くつもりです。もし、満足できる回答が得られないなら、私は銀行にこう言います。『物件を差し押さえてください。』」

住宅ローンの支払いが、一カ月や二カ月遅れているからといって、銀行が家を直ぐに取り上げることはない。ほとんどの場合、住宅が完全に差し押さえになるには、約12カ月の時間が必要だ。ヘルナンデズさんは、当然このことを知っているから、銀行との交渉がうまくいかない場合は、向こう12カ月間無料で現在の自宅に住むつもりだ。

下は、ワコビア銀行の電話会議から抜粋したものだ。

「支払い能力があるにもかかわらず、住宅ローンの支払いを意図的に中止する消費者が増えている。理由は、住宅価格の下落で、住宅ローンの残高の方が、現在の住宅市場価格より高いためだ。」

バンク・オブ・アメリカの最高経営責任者、ケネス・ルイス氏は、こう述べている。

「クレジット・カードの支払いを毎月忠実にしている人たちの間で、住宅ローンの支払いが遅れている人たちが目立ち始めている。こう簡単に、自宅を手放す態度には、ただ驚くばかりだ。」

支払うよりも差し押さえを選ぶ、こんな消費者の増加は、言うまでもなく銀行にとって嬉しいニュースではない。しかし、考えてみれば、銀行も消費者と大して違いはない。ご存知のように、サブプライム問題で、多くの金融機関が損を出している。自らの誤った判断であったにもかかわらず、全ては連銀が悪い、といった態度なのだから恐れ入ってしまう。

ある消費者の言葉を記しておこう。

「安い家が見つかったので、信用にキズがつくに前に買うことにしました。引越しが済んだら、古い家のローンの支払いをするつもりはありません。もちろん、そんなことをすれば私の信用歴の汚点になりますが、これでお金を大きく節約できます。」

(上はUSマーケットウォッチに載せたものです。

http://www.breakscan.com/usmw/archives/2008/0129.php
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マーケットを振り返ってみよう

01月28日



上は、S&P500指数に連動する、スパイダー(SPY)の週足チャートだ。陰線が4本続いていたが、ついに150%の値戻しレベル(2007年の安値と高値で測定)がサポートになって、反発ラリーが展開された。もちろん、上ヒゲが目立つ陽線だから、極めて強い、という引け方ではない。

それでは、日足チャートへ移ろう。



A:2007年の安値

B:150%の値戻しレベル

C:包み線

弱気な、Cの「包み線」で分かるように、Bが再テストされる可能性があることを頭に入れておこう。

(上記はNWTファイナンシャル・グループの、マーケットレターからの抜粋です。)





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ヤフー・ファイナンスのアンケート

01月26日



質問: 水曜、米国株式市場は劇的な反発ラリーを展開しましたが、マーケットは底を打ったと思いますか?

はい。買う時が来ました。 33%

いいえ。反発は単なるダマシです。 67%

回答数: 92202



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種類豊富な上場投信

01月25日
水曜に展開された、午後の猛反発を見て、ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)は、早速マーケットの底打ち宣言をした。氏の意見が正しいかどうかは別として、あの勢いでまくし立てられると、何となくそうかもしれない、と思ってしまうから不思議だ。それでは質問しよう。今年ここまで、と言ってもまだ始まったばかりだが、一番成績の良い上場投信は何だろうか?

正解:

1、UltraShort Semiconductor ProShares (SSG): +51.6%

2、MACROshares Oil Down Tradeable Shares (DCR): +33.5%

3、UltraShort Russell MidCap Gr ProShares (SDK): +31.3%

上記3つには、一つの共通点がある。1のUltraShort Semiconductor ProShares は、半導体セクターが下がると上がり、2のMACROshares Oil Down Tradeable Shares は、オイルセクターが下がると上がり、そして3のUltraShort Russell MidCap Gr ProSharesは、中型株指数が下がると上がる仕組みになっている。要するに、三つとも空売り専門ファンドだ。

一般的に、空売りはやり難い、というイメージがある。しかし、空売り専門上場投信なら、普通の株に投資するように買えばよいだけだから、信用取引口座を作る必要は無い。

最近、為替取引に興味を持つ人たちが増えているが、もちろん為替専門の上場投信もある。繰り返しになるが、上場投信だから、特別な口座を開く必要はなく、普通の株口座で売買できる。下記が為替上場投信だ。

・CurrencyShares Japanese Yen Trust (FXY): 円

・CurrencyShares Euro Trust (FXE): ユーロ

・CurrencyShares Australian Dollar Trust (FXA): 豪ドル

・CurrencyShares British Pound Sterling Tr (FXB): 英国ポンド

・CurrencyShares Canadian Dollar Trust (FXC): カナダ・ドル

・CurrencyShares Mexican Peso Trust (FXM): メキシコ・ペソ

・CurrencyShares Swedish Krona Trust (FXS): スウェーデン・クローナ

・CurrencyShares Swiss Franc Trust (FXF): スイスフラン

どの上場投信も米ドルと比較され、円高を予想するなら、CurrencyShares Japanese Yen Trust を買うわけだ。

その他にも、多くの種類の上場投信があるが、それはまたいつかの機会に紹介しようと思う。

参考にしたサイト:

ETFtrends

Rydex
Investments


(上記はUSマーケットウォッチに掲載したものです。)


http://www.breakscan.com/usmw/archives/2008/0125.php




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ヤフー・ファイナンスから

01月24日



質問: S&P500指数は、10カ月ぶりの安値に落ち込んでいるが、1年後を考えた場合、今ここで株を買うのは正しいだろうか?

・現在の株式市場は、ほぼ底に近いから、ここで株を買うのは正しい。 35%

・株は今後も更なる下落、または横ばいになる可能性が高いから、今買うのは間違っている。 65%

回答数: 250057

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連銀の使命は何だ?

01月23日
先ず、アメリカでの金利引下げに関する、時事通信からの報道を見てみよう。

「米連邦準備制度理事会(FRB)が22日、0.75%の緊急利下げを実施したことについて、日銀幹部は「減速感が強まっている米国経済の状況を深刻に受け止めているということだろう。考えが固まれば一刻も早くやった方がいいという判断だと思う」と平静に受け止め、適切な政策運営だとの見方を示している。」

気になるのは、「一刻も早くやった方がいい」、という部分だ。バリー・リットホルツ氏(Ritholtz Research & Analytics)も指摘しているが、一週間後にFOMCを控えている段階で、何故わざわざ今日利下げをする必要があったのだろうか?

日経の記者は、こう書いている。

「米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を発端とする米景気の悪化や世界同時株安や米景気の悪化に歯止めをかけるため、29、30日に開く定例のFOMCを待たずに大幅な追加利下げに踏み切った。」

一つ細かいことを言えば、連銀から発表された公式声明の中には、「世界同時株安や米景気の悪化に歯止めをかけるため」に利下げした、という表現は無い。「悪化に歯止めをかけるため」、というのは記者の意見であり、実際の声明には、「経済成長下降のリスクが更に高まったため金利引下げを実施した」、と説明されている。

リットホルツ氏の話に戻ろう。

「連銀は独立した機関であり、その任務は物価を安定させ、米国の雇用状況を健全な状態に保つ、という二項目だ。しかし、今日の利下げが明確にしたことは、連銀には株式市場を守る、という使命もあったのだ。ヘッジファンドや投機家を保護することは、そんなに重要なことだろうか?」

連休でマーケットが休みだった月曜、PIMCO(大手債券ファンド会社)のポール・マカリー氏は、こんなことを言っていた。

「大した病気でなければ、先ず予約をしてから、あなたは医者の所へ行く。しかし、緊急な場合なら、あなたは救急車で病院へ運ばれる。今、アメリカが直面しているのは緊急事態だ。米国経済のために、連銀は即刻利下げをするべきだ。」

株のヘッジファンドだけでなく、債券ファンドも、不動産担保証券や債務担保証券で大きな損を出している。言い方は悪いかもしれないが、自分で失敗したにもかかわらず、だだをこねる子どものように、ファンドマネージャーたちは連銀に利下げをせがんでいたわけだ。

もちろん、今日の利下げをたたえる声もある。ディック・グリーン氏(ブリーフィング・ドット・コム)もその一人だ。

「一見すると、0.75ポイントの大幅利下げは、連銀がパニックしてしまったように映る。しかし、これは適切な処置だ。株安で皆が狼狽しているのだから、どうしても今日のような思い切った方法が必要になる。」

なるほど、リットホルツ氏の言うことは本当らしい。マーケット関係者は、連銀を単なる株式市場保護機関、と思っているようだ。

(上記は、USマーケット・ウォッチに載せたものです。


http://www.breakscan.com/usmw/archives/2008/0123.php




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言うまでもなく、マーケットは売られ過ぎだ

01月22日



上のチャートは、S&P500指数に属する銘柄の、何パーセントが200日移動平均線より上にあるかを示したものだ。200日移動平均線は、長期トレンドを見るために利用され、この移動平均線より下にある株に投資してはいけない、と教える本が多い。もし、この言葉を信じるなら、現在投資対象になるS&P500銘柄は、たった95銘柄しかない。まったく惨たんたる状態だ。

それでは、プット/コール・レシオに移ろう。



かなりの高レベルに達し、投資者は完全に弱気になっている。(1より上の数字は弱気、1より下は強気を表す。)皆が皆、これだけ悲観的になっているわけだから、マーケットは、そろそろ一時的な底打ちになりそうだ。

大衆の逆を行くことで有名なファンドマネージャー、ダグ・カシュ氏は、こう語っている。「怖さのあまり、手がふるえる時に買い、自身満々な時は売るべきだ。」

もちろん、皆が弱気すぎる、というだけの理由で、ここで無闇に買うことは奨められない。今日のマーケットで、最も嫌われているのは金融セクターだから、相場の転換点をつかむために、銀行セクターと証券セクターに注目してほしい。



銀行セクター指数(週足)



証券セクター指数(週足)

覚えておいてほしいことは、金融セクターの下げが止まらないかぎり、下げ相場は続くということだ。





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ボラティリティ指数

01月18日
ひどいマーケットが続いているが、先ず、ボラティリティ指数とS&P500指数の日足チャートを見てみよう。



ボラティリティ指数



S&P500指数

A、Bのように、ボラティリティ指数が大きく外に飛び出る時は、マーケットの底が近い。今日の引け(C)を見てほしい。ボラティリティ指数は、大陽線を描いて、上限バンドを大幅に上回って終了だ。もちろん、Bの時のように、まだ数日間の下げが続くかもしれないが、短期ラリーの可能性があることを頭に入れておきたい。(ボラティリティ指数には、恐怖指数という別名があり、投資心理の測定に役立つ。)



上は、プット/コール・レシオだ。(1より上は弱気、そして1より低い数値は強気を示す。)

1.53という高い水準で分かるように、投資者たちは、かなり悲観的になっている。言い方を換えれば、皆が皆、下げを予測しているわけだから、そろそろ売り物が出尽くしになりそうだ。













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経済を支える消費者たち

01月17日
アメリカは既に不景気だ、と宣言するアナリストや経済学者が増え始めている。こんなジョークがある。「不景気とは、隣に住んでいる人が失業することであり、恐慌の定義は、あなた自身が職を失うことだ。」さて、何と言っても、経済を支えるのは消費者だ。さっそく、庶民たちの声を聞いてみよう。

・「我が家の収入は、統計で見ると、中流階級の上位です。秋、夫が昇給になりましたが、ガソリンや食品価格が大きく上がっているので、反対に給料が目減りした感じです。」 Dianeさん

・「経済学者に言われなくても、そんなことは誰にもでも分かる。自分で商売でもしていない限り、ほとんどの人たちの収入は毎月同じだ。収入は限られているのに、物価が上がるのだから、個人消費に悪影響になるのは当たり前だ。」 Brad Windleyさん

・「もし米国経済が、コーチのバッグ、ティファニーの宝石、メーシーズの高級衣料品の売上に依存しているなら、明らかに米国経済の先行きは暗い。不景気は、米国経済を現実に引き戻す良い薬になるかもしれない。」 Dave McClureさん

・「引退した私にとって、今日の物価上昇は厳しい。特にガソリンの値上がりが大きいから、用事は全部一度に済ませるようにして、車をなるべく運転しないように心がけている。」 graced8669さん

・「原油急騰のおかげで、光熱費や交通費が大きく増えた。節約を第一として、本当に必要な物だけを買うようにしている。」 Carol Paurさん

・「米国経済の繁栄は、消費者が金を使い続けることが前提になっている。個人消費に落ち込みの兆しが見える今日、私たちは不景気の心配をするのではなく、恐慌の可能性を考えた方がよさそうだ。」 AlanRiversさん

・「全ての物が高くなりました。特にガソリンと食品の値上がりが目立ちます。私は、外食する回数が減りました。」 Sergioさん

・「最近、外に食べに行くことが少なくなった。家で毎日スープとサンドイッチ、もういい加減にアキアキだ。」 Cindyさん

・「株の比重を減らして、その分、国債への投資を増やした。買い物は現金で済ませ、クレジットカードは使わないことにした。」 CCarrierさん

・「昇給する度に、ガソリン、食料品、保険が上がり、いったい何のための昇給か分からない。一つ助かっているのは、私には、月々の住宅ローンの支払いが無いことだ。」 Lorieさん

・「今日のアメリカには、必要なことが三つある。先ず、節約、次が節約、そして節約だ。」 Bill Sohngさん

(ニューヨーク・タイムズの掲示板から抜粋:
http://community.nytimes.com/article/comments/2008/01/14/business/14spend.html



上記はUSマーケット・ウォッチより



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売れ!売れ!売れ?

01月16日
「ベアマーケットだ、株は売れ!」、という一文が目にとまった。一口に株と言っても、食品、電力、建築、銀行、と色々ある。まさか、株という株を全て売れ、と叫んでいるとは思われない。仕方がないので、最後まで読んでみることにした。

肝心なことを言い忘れていた。売りを提唱しているのは、著名経済学者、ギャリー・シリング氏だ。それでは、氏の売りリストを見てみよう。

1、住宅建築銘柄の売り、または空売り。

2、自宅や、投資用に買った住宅の売却を考えているなら、昨日売るべきだった。

3、サブプライム銘柄の空売り。

4、住宅市場に関連した銘柄の空売り。

5、一般消費財株の売り、または空売り。

なるほど、シリング氏は、今年も米国不動産のスランプを確信しているわけだ。それでは、売りリストに戻ろう。

6、格付けの低い社債の売り。

7、商業用不動産の売り、またはこのセクターを避ける。

8、新興市場の株は売り。中国株のPERは50を超えている。

では、何を買うのか?

1、米国の長期国債。

2、米ドル。

ドル?なぜドルが買えるのだろうか?米国が一足先に不景気に陥り、当然の結果として、米国は投資先としての魅力が下がる。しかし、この不景気はやがて世界的なものになり、そうなると避難場所としてドルが選ばれる。

さて、皆さんはシリング氏の見方をどう思われるだろうか?反論者を代表する声として、Rameshさんの書き込みを記しておこう。

「シリング氏の言うことには、何一つ新しい材料が無い。おそらく数カ月前に発表された意見だろう、と思ったが、書かれた日付は1月14日だ。まるで、今日下げが始まったような書き方だが、氏は過去6カ月間のマーケットを見ていなかったのだろうか?とにかく、超悲観論は、マーケットの底付近で多くなるものだ。」



シリング氏


http://southbaytrader.blogspot.com/

参考にしたサイト:

www.marketwatch.com






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10頭の聖なる牛

01月15日
カーク・レポートにアクセスしたら、「聖なる牛」という文字が、いきなり目に飛び込んで来た。もちろん、その部分は太字、それに牛の写真も載っているから、目立つのが当たり前だ。まさかカークさん、株を廃業して牧場の経営者になったとは思えない。読み進んでいくと、牛は合計で10頭いることが分かった。

訳の分からない話になってしまったが、「10頭の聖なる牛」は、株投資で守るべき10のルールだ。原作者はカークさんではなく、ETFダイジェストの、デービッド・フライという人だった。それでは、早速いくつかのルールを見てみよう。

・大損を避けたいならトレードすること。

買った株を持ち続ける、「buy and hold」は、最悪の投資方法だ。 下がる度に買い足す人もいるが、これも良くない。大きく上げた人気銘柄でも、ベアマーケットが始まれば、目もあてられない悲惨な下げに転ずる。たしかに、下げ場面で買い足せば平均コストは下がる。しかし、いったん叩かれた人気銘柄は、次のブルマーケットで元の値段に戻ることはない。株は保有するものではなく、トレードするものだ。(注: ここで言うトレードには、デイトレード、スイングトレード、それにポジショントレードが含まれる。)

・天国へ行く方法は一つだけではない。

言うまでもなく、自分のやり方だけが正しい、などと思ってはいけない。有名人を挙げれば、ウォーレン・バフェット、ピーター・リンチ、ビル・グロース、皆それぞれ違ったやり方で成功している。

・資金は一つのセクターに永久に停留することはない。

銀行や建築セクターが避けられ、代替エネルギー銘柄に人気が集まる、といった現象で分かるように、マーケットにはホットなセクターと、低迷するセクターがある。もちろん、今日注目されているからと言って、来年もそれが人気セクターである保証は無い。大切なことは、強いセクターから銘柄を選ぶことだ。

・マーケットの時間帯はテレビを消すこと。

トレーダーにとって、テレビほど邪魔なものはない。センセーショナルなニュースが絶えず耳に入っていては、自分のルールに従ってトレードをすることが不可能になってしまう。

・「予想の秘訣は、何度も頻繁にすることだ。」 エドガー・フィードラー(経済学者)




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参考にしたサイト:

ETF Digest

The Kirk Report







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アップルが買い?

01月14日
「投資心理の悪化が著しくなり、かなり割安なレベルまで下落した株が多い」、とクレーマー氏(マッド・マネー)が言うように、冴えない相場が続いている。こんな状況でも、いったいどんな銘柄が買えるのだろうか?言い換えれば、この厳しい環境で買っているのは誰だろうか。少し調べてみた。

・Adobe Systems Inc. (ADBE)

最近Adobeは、3000万株におよぶ自社株買いを発表した。ドイツ銀行のアナリスト、トム・アーンスト氏は、大型ソフトウェア株の中で、Adobeが最も安全に投資できる銘柄だと述べ、目標株価を49ドルから52ドルに引き上げた。

・Koninklijke Philips Electronics NV (PHG)

12月の終わり頃、Koninklijke Philips Electronics は72億ドルに相当する、自社株の買い戻しを発表した。報道によれば、米国のヘッジファンド、Jana Partners LLCとD.E. Shaw Groupは1.6%のKoninklijke Philips Electronics株を保有し、株価を好転させる一手段として自社株買いをKoninklijke Philips Electronics に強く薦めたようだ。

上記したヘッジファンド、Jana Partnersが投資している銘柄をいくつか挙げよう。

Mirant Corp. (MIR)、Ingersoll-Rand Co. Ltd. (IR)、CSX Corp. (CSX)、KBR, Inc. (KBR)、LSI Corp (LSI)、

Williams Companies Inc. (WMB)、TD AMERITRADE Holding Corporation (AMTD)、QUALCOMM Inc. (QCOM)

それでは、ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)の意見を聞いてみよう。

「悪材料が更に増えれば、金利引下げの確率が上がり、これは株式市場に好影響となる。割安となった銘柄を考えると、先ず頭に浮かぶのがアップル(AAPL)だ。今年のアップルには、iPhoneのような画期的な新製品の発表は無いだろう。しかし、月曜日からサンフランシスコで、マックワールド・エクスポが始まる。スピーチの名人として著名なスティーブ・ジョブズ氏(アップル創立者)だけに、株価には好材料となりそうだ。」

他の銘柄では、シティグループ(C)をクレーマー氏は挙げている。

「火曜日には、シティグループの決算発表がある。おそらく株価は、決算発表後に底打ちになるだろう。」



クレーマー氏


http://southbaytrader.blogspot.com/

情報源:

stockpickr

TheStreet.com









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裏目に出た賭け

01月12日
サブプライム問題で倒産が噂されていた、アメリカで最大の住宅ローン会社、カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)が、40億ドルでバンク・オブ・アメリカに買収されることになった。さて、株価はどうなっただろうか?早速チャートを見てみよう。



カントリーワイド・ファイナンシャル(15分足)

先ず、目につくのは、木曜の終了約2時間前に形成された、極端に長い陽線(A)だ。バンク・オブ・アメリカとの交渉が最終段階に入っている、というニュースが原因となって、一気に大量な買いを集めた。

そして金曜、確かに買収が現実となったが、寄付きは窓を開けての下げだ(B)。この買収に、バンク・オブ・アメリカは現金を使わずに、カントリーワイド株1株に対して、0.1822株のバンク・オブ・アメリカ株が支払われる。

単純な計算をしてみよう。木曜、バンク・オブ・アメリカ(BAC)は、39ドル30セントで取引を終了した。この株価に、買収条件の0.1822を掛けると、7ドル16セントという答えが出る。木曜のカントリーワイド・ファイナンシャルの終値は7ドル75セントだったから、明らかに買収価格より高い。ということで、寄付き早々、失望売りが殺到したわけだ。

しかし、Punk Ziegelのアナリスト、リチャード・ボーブ氏は、こう語っている。「カントリーワイド・ファイナンシャルの株主は、アメリカで最高の銀行株を手に入れることができるのですから、この買収条件は正に贈り物です。」

クリストファー・ブレンドラー氏(Stifel Nicolausのアナリスト)は、こんな見方をしている。「考えようによっては、この買収ニュースは悪材料だ。8月、バンク・オブ・アメリカはカントリーワイド・ファイナンシャルに20億ドルほど融資したが、経営を立て直すことはできなかった。結局どうしようもなくなり、超割安価格で買収することになった。これが意味するのは、住宅ローン業界は、そう簡単に回復することはないということだ。」

情報源:
Countrywide
Take-Under


Bank
of America to Buy Countrywide


Bank
of America to buy Countrywide for $4B




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株価が下がると個人消費が減る?

01月11日
2008年、米国史上初の黒人大統領が誕生する、と言うのは投資戦略家のバイロン・ウィーン氏(Pequot Capital Management)だ。その他にも氏は、次のような予想を発表している。

・金利引下げ政策にもかかわらず、アメリカは、2001年以来初めての不景気に陥る。失業率は5%を超え、個人消費は冷え込む。銀行の貸し渋りが更に顕著になり、住宅市場の回復が遅れる。FF金利は3%を割る。

・S&P500指数は10%の下落となるが、エネルギーと原料関連銘柄に大した下げは無い。マーケットの地合は、夏頃から良くなる。

・原油高が、いよいよ消費者物価指数に反映され、インフレ率は5%を超える。大統領選挙戦では、スタグフレーションが重要な論点になる。

・西側諸国の経済低迷で、今年の前半、原油価格は80ドル台に落ち込むが、後半には110ドル台に急騰する。

・農産物価格の上昇が顕著になる。トウモロコシは1ブッシェルあたり6ドル、綿は1ボンドあたり85セントに達する。貴金属では、アジアで紙幣に対する信頼感が低下して、金価格は1オンスあたり1000ドルに上昇する。

・アメリカの不景気は、中国経済をやや減速させるが、中国株の方は大きな下落となる。インフレ抑制、そして高まる海外政府からの批判に応えて、中国は人民元の10%切り上げを実施する。深刻な大気汚染問題に抗議して、何人かの長距離ランナーは、中国でのオリンピックに参加することを拒否する。

さて、個人消費の冷え込みに関して、ミラー・タバック社のトニー・クレシェンジ氏は、こんなことを述べている。

大ざっぱな言い方だが、株価が1ドル下がると、向こう12カ月から18カ月の個人消費は約4セント下がる。この3カ月間で、米国株式市場は既に10%を超える下げだが、これが意味することは、向こう12カ月から18カ月の個人消費は800億ドルの減少になるということだ。

もし、クレシェンジ氏の言うとおりなら、今年の小売業界は暗い。そう言えば、モルガン・スタンレーのアナリストは、もし米国が不況に陥るならという条件付きで、ベスト・バイ(BBY 家電製品の小売店)の空売りを推奨していた。ジェフ・マック氏(マック・アッセット・マネージメント)は、「空売る必要は無いが、ベスト・バイには触らない方が良い」、と語っている。

参考にしたサイト:

Byron
Wien Announces Ten Surprises for 2008


Midday
Tidbits — The January Effect





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真のコントラリアン、アーウィン・ヤマモト氏

01月10日


新年早々パッとしない相場だ。ただでさえ鬱陶しいのに、こんな時に限って、マスコミは超悲観的な専門家の意見を報道するものだ。例えば、ダウジョーンズ社のmarketwatch.comには、万年ベアで知られるアーウィン・ヤマモト氏のコラムが掲載されている。さっそく斜めに読んでみたが、氏は二つのことを推奨している。

1、現金(マネー・マーケット・ファンド)

2、Rydex Ursa Fund(RYURX)

先ず、100%の資金をマネー・マーケット・ファンドに入れる。これなら、元本割れの心配が無く、4%から5%の利子を得ることができる。

次に、マーケットの上昇が来るのを待つ。出来れば、高値の更新を確認した後で、5%から10%の資金(多くても20%)を、マネー・マーケット・ファンドからRydex Ursa Fund(RYURX)に移す。マーケットが新高値を樹立できない場合は、Investors Intelligence、Market Vane、そしてAmerican Association of Individual Investorsなどを利用して、投資心理が超強気になった時点で、資金をRydex Ursa Fund(RYURX)に移しても構わない。(注: Rydex Ursa Fund(RYURX)はベアファンドと呼ばれ、株式市場が下がると上がり、逆にマーケットが上がると下がる仕組みになっている。)

万年ベアのヤマモト氏にとって、ベアファンドの利用は、有効な投資方法の一つだ。大衆が強気になったところでベアファンドに資金を移し、下げ相場で皆がパニックしている時に、ベアファンドを利食って資金をマネー・マーケット・ファンドに戻すわけだ。

今年は、投資家にとって特にキビシイ年になる、とヤマモト氏は言う。とにかく悪材料が多すぎる。

・スランプの続く住宅市場

・高まる不景気の可能性

・膨大な貿易赤字

・減少する企業利益

・インフレの悪化

まだこれ以外にも、氏は株に悪影響となる要素を挙げているが、さすがに万年ベア、悪材料を見つけるのは得意のようだ。

コラムの後半に、ヤマモト氏は、こんなことを書いている。

「私はコントラリアン(逆張り専門)だ。大衆が投げる時に買い、大衆が買いに奔走する時に売る。コントラリアンという表現をしないなら、私は、卸売価格で買って小売価格で売るビジネスマンだ。」



アーウィン・ヤマモト氏

情報源: Happy
new year?



http://southbaytrader.blogspot.com/
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オバマ氏は代替エネルギー!?

01月09日
もし大統領候補者が株だったら、という変わったタイトルで、ダニエル・グロース氏がslate.comにコラムを書いた。現在、ニューハンプシャー州では予備選挙が行われ、アイオワ州で勝者となったオバマ氏の2勝目を予想する報道が多い。

それでは、グロース氏の説明を見てみよう。

・バラック・オバマ氏(民主党): 代替エネルギー銘柄 (Strong Buy 強い買い推奨)

まだ実用は不可能、と批判する保守的な人たちもいるが、若い世代、そして新しいアイデアを求める投資家に人気だ。

・ヒラリー・クリントン氏(民主党): シティグループ (Hold 中立、継続保持)

言うまでもなく、豊富な資金を抱える巨大企業だが、1990年代のような華やかさは無い。ライバルを過小評価し、市場シェアを失いつつある。

・ジョン・エドワーズ氏(民主党): マクドナルド (Hold 中立、継続保持)

あまりにも大衆的、それに不健康、とエリートや社交界から嫌われている。気前よく、安い肉とポテトを提供することで、労働階級には人気がある。

・マイク・ハカビー氏(共和党): チックフィレー (Buy 買い推奨)

安く健康的な南部スタイルのチキンを武器に、都会のステーキに挑戦する。更に、積極的に宗教も取り入れ、農村部の有権者に人気がある。

・ミット・ロムニー氏(共和党): ブラックストーン・グループ (Hold 中立、継続保持)

巨大な富を誇示して、大衆を魅了しようとしているが、低迷する株価で分かるように、投資家たちは騙されていない。

・ルドルフ・ジュリアーニ氏(共和党): ベア・スターンズ (Sell 売り推奨)

致命的な投資戦略の欠陥で、アイオワ州とニューハンプシャー州の予備選挙に、最初から参加していない。大きな評価損の計上は間違いない。

・ジョン・マケイン氏(共和党): ゼネラルモーターズ (Buy 買い推奨)

傷ついた老兵だが、まだ諦めてはいない。競争相手の失速で、市場シェアを回復しつつある。



オバマ氏

(情報源:
http://www.slate.com/id/2181357









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データ、常識、タイムフレーム

01月08日


トレードをしている人たちは、「自分のルール」という言葉をよく口にする。これを聞くたびに思い出すのは、作家の生島治朗氏だ。ハードボイルドであることの一条件として、氏は「自分のルールを守りぬいていること」、をあげている。そこで今日は、ガイ・ラーナー氏(thetechnicaltake.com)が語る、トレードを向上させるルールを見てみよう。

1、データを重要視すること

どのやり方が効果的で、どのやり方がダメなのかを、実際のデータに基いて判断すること。客観的な態度に徹して、主観的なトレード判断をしないこと。

2、常識を鵜呑みしない

「株価は50日移動平均線より上だ」、「連銀に逆らうな」、などといったことが頻繁に言われるが、いったいそれらには、どんな意味があるのだろうか?先ず、自分の目でデータを検討すること。株価が50日移動平均線より上でも、全てが買えるわけではないから、どんな場合に買えるのか、という自分なりのルールを作ることが大切だ。

3、資金の管理

トレードの方法論ばかりが重要視されるが、それと同等、あるいはそれ以上に大切なのが資金管理だ。あなたには、マーケットを変える力は無い。しかし、どこで利食い、どこで損切るかは自由に決めることができる。とにかく、資金管理の重要性を強調したい。

4、タイムフレーム

あなたは、何分足のチャートでトレードをしているのだろうか?3分足を使っている人が、状況の変化で、突然投資家になってしまうことがある。間違っても、こんなことを言ってはいけない。「待て、ここで損切る必要は無い!日足チャートを見てみろ。そろそろサポートラインにぶつかる。」

5、現実的なゴール設定

どんなに優れたトレード方法でも100戦100勝は有りえない。データの裏付けがある方法なら、一度や二度の損で、簡単に諦めてはいけない。

6、情熱

あなたは、トレードが本当に好きだろうか?嫌いなことをして成功するのは難しい。

7、得意技

沢山のやり方を学ぶより、先ず、一つの手法に精通すること。


http://southbaytrader.blogspot.com/

(参考にしたサイト:
http://www.thetechnicaltake.com/
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ジョーク その2

01月07日
エンジニア、化学者、そして証券マンの三人が田舎へ旅をした。宿は空いた部屋が2部屋しかなく、エンジニアが物置に寝ることになった。

しばらくすると、ドアがノックされる音で、化学者と証券マンは目を覚ました。ノックしたのはエンジニアだった。「物置の中には牛がいるんだ。私はヒンドゥー教徒だから、聖なる動物といっしょに寝るわけにはいかない。」仕方がないので、化学者が部屋をゆずって物置へ行った。

しばらくすると、またノックの音で二人とも起こされた。「物置にはブタがいる。私はユダヤ教徒だから、汚れた動物と寝ることはできない」、と化学者は言う。ということで、今度は証券マンが物置で寝ることになった。

しばらくすると、乱暴にノックされる大きな音で化学者とエンジニアは起こされた。ドアを開けると、驚いたことに、外に立っていたのは牛とブタだった。


http://southbaytrader.blogspot.com/

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一般アメリカ人が語る2008年の投資目標

01月06日
悪い数字が出た。金曜のマーケット開始前、12月分の雇用統計が発表され、失業率は、予想された4.8%を上回る5.0%だった。更に、非農業部門の新規雇用者数は+1万8000を示し、予測された+7万に全く届かなかった。「景気が不況に陥っていない状態で、これほど失業率が上昇するのは1949年以来のことだ」、とジョン・ライディング氏(ベア・スターンズ)は述べている。

もう一つ、これはあまり知られていないが、モンスター雇用指数という、オンライン求人サイトから発表される指数がある。これによると、12月は169を記録し、2007年1月以来の低レベルだ。特に、セールスの求人広告が減り、小売業者の先行き不安が表れている。もちろん、サブプライムで大変な金融業界からの求人は、ほぼ皆無だ。

不景気は確実、と寄付きから株が売られているが、まだ新年は始まったばかりだ。一般のアメリカ人たちは、一体どんな2008年の投資目標を立てたのだろうか。いくつか見てみよう。

・「1、クレジットカードの借金を作らないこと。 2、少なくとも2000ドルを、個人退職年金口座に入れること。 3、たとえ5ドルでもいいから、年末には、マネーマーケットファンドの残高が増えていること。」 momthing1さん

・「1、今年から、401K(企業年金制度)に毎月投資すること。 2、投資用に買った住宅を、処分するかどうかを、1月31日までに決めること。 3、クレジットカードの借金を半分減らすこと。 4、血圧を下げること。」 prwsopranoさん

・「1、月々の住宅ローンの支払いを100ドル余分にすること。 2、給料の15%を401Kに回すこと。 3、旅行費は現金で払うこと。 4、2枚のクレジットカードの借金を0にすること。」 CoAndy1さん

・「1、401Kに給料の10%を割り当てること。 2、毎月、会社の株を100ドル分買うこと。」 Railroader111さん

・「1、401Kに13%の給料を回すこと。 2、緊急用の口座に毎月50ドル入れること。 3、3月に満期になる定期預金を使って、電力会社の株を100株買うこと。」 VirgoKidさん

・「1、年金口座に5000ドル入れること。 2、毎月、普通預金口座に355ドル入れること。 3、スーパーマーケットやガソリンスタンドではクレジットカードを使わないこと。 4、ウォルマートやターゲット、それにショッピングセンターに近寄らないこと。」 mcclaryさん

・「ニュースなど気にしないで、毎月一定の額をミューチュアルファンドに投資すること。」 mikep-CAさん

・「1、ハイテク株に積極的に投資すること。 2、慈善団体に寄付すること。」 LifeAfterDebtさん

・「1、10%の給料を401Kに割り当てること。 2、7000ドルあるクレジットカードの借金を払うこと。」 thesacさん

(上記は、USマーケット・ウォッチから抜粋)
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ブリットニー・スピアーズ

01月04日
フール・ドット・コムに、こんな一文があった。


http://www.fool.com/foolanthropy/2008/01/02/would-you-marry-britney-spears.aspx

Britney Spears allocates none of her $737,000 monthly income to savings and investment.

ブリットニー・スピアーズには、73万7000ドル(約8070万円)の月収があるが、一銭も貯蓄や投資に割り当てられていない。





http://southbaytrader.blogspot.com/









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13の注意点

01月03日
「2007年のマーケットから得た教訓」、という重々しいタイトルで、バリー・リットホルツ氏(リットホルツ・リサーチ)は次の13項目をあげている。

1、噂を無視すること。

2、買う銘柄は、強いセクターだけから選ぶこと。

3、ファンド・マネージャーの動きを、必要以上に重要視しないこと。プロが買っているからといって、必ず上がるという保証は無い。

4、値動きと雑音の違いを理解すること。

5、株価収益率(PER)は、皆が思っているほど重要ではない。

6、ファンダメンタルズの悪化に耳を傾けろ。

7、利回りを優先させた投資は高くつく。

8、持ち株の定期点検を怠るな。

9、複雑な投資手法は役に立たない。

10、得意分野だけに投資しろ。

11、間違いは素直に早く認めること。

12、危機管理を徹底しろ。

13、トレンドを無視するな。


http://bigpicture.typepad.com/comments/2008/01/new-column-up-a.html


http://southbaytrader.blogspot.com/
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2008年、米国初の女性大統領が誕生する!?

01月01日
先ず、明けまして、おめでとうございます。(中国では、新年快楽と言うらしい。)

2008年、この株が行ける、と書き始めたが、ありきたりな銘柄ばかりなのでやめた。それよりも、ダグ・カシュ氏(シーブリーズ・パートナーズ・マネージメント)の、「2008年、ひょっとしたらこんなことが起きる」の方が面白い。



バリー・リットホルツ氏(リットホルツ・リサーチ)によれば、カシュ氏は2007年も「ひょっとしたらこんなことが起きる」を発表し、約半分が当たったようだ。今年の予想を見てみよう。

1、住宅市場のスランプが、いよいよ小売業界を不況におとしいれる。

2、米国企業利益は10%減になる。

3、S&P500指数は、5%から10%の下落になる。

4、一日のマーケット変動幅は、1%から2%が当たり前になる。(高ボラティリティの定着)

5、2008年、連銀は連邦公開市場委員会を開く度に金利を引き下げる。

6、西ヨーロッパの経済悪化。

7、2008年、中国株式市場は倍になる。

8、日本の株式市場は、予想以上に大きな上げを展開し、投資家たちを驚かせる。

9、住宅市場の悪化で、これらの企業が倒産するだろう。 Countrywide Financial (CFC), Beazer Homes (BZH), Hovnanian (HOV), Standard Pacific (SPF), WCI Communities (WCI) and Radian Group (RDN)

10、金融セクターの回復は無い。

11、Research in Motion (RIMM)、 Apple Computer (AAPL) 、それに Google (GOOG)の株価は倍になる。

12、Yahoo! (YHOO)とeBayは合併する。 Amazon (AMZN)とOverstock.com (OSTK)も合併するだろう。

13、General Electric (GE)は、NBC(テレビ局)をTime Warner (TWX)に売却する。

14、ドルは10%ほどの下落になり、金は1オンスあたり$1000を超える。(現在837ドル)

15、原油は、1バレルあたり135ドルになる。(現在95ドル82セント)

16、サイバー・テロリズムが社会問題になり、ハッカーが金融機関に大被害を与える。

17、ヘッジファンドの人気が無くなり、多くの資金が流出する。

18、エンロンのような「不審な決算」が増える。

19、クリントン氏が当選し、米国史上初の女性大統領が誕生する。


(参考にしたサイト:
http://bigpicture.typepad.com/comments/2007/12/possible-improb.html
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鎌田傳氏の訳書

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