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「生涯現役のトレード日記」
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2016年前半は強含みだが、後半は波乱が待ち構えている? 12月31日
昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +192.71 @17,720.98, NASDAQ +66.95 @5,107.95)。ドル円為替レートは120円台前半。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,207に対して、下落銘柄数は597となった。騰落レシオは79.80%。東証1部の売買代金は1兆6505億円。 
 
米国株の大幅上昇を受けて、TOPIXも日経平均も3日続伸したが、どちらも短陰線で終えており、上値は重い印象を受ける。週足で日経平均のチャートを見てみると、2012年10月中旬の安値と2014年10月中旬の安値を結んだ中長期上昇トレンドラインは崩れておらず、高値圏での三角保ち合いを形成中である。もし、この上昇トレンドラインを割り込むようになれば、相場全体の潮目が変わったと疑い、買いポジションは一旦手仕舞いするか、全つなぎとしたい。来年年央には参議院選挙があるので、それまでは政策出動期待で下支えされるだろうが、その先が問題である。17年4月には消費税が現在の8%から10%へ引き上げられるが、これは非常に高い確率で(経済学のIS-LM曲線で考えるとIS曲線を左シフトさせるので)景気を押し下げる。買いの片玉で儲けられる時期はそう長くはないだろう。また、海外に目を転じれば、原油価格の下落でサウジアラビアをはじめとする産油国の財政状態は非常に悪化しており、オイルマネーが日本株もさらに売り越すシナリオも十分に考えられる。米国の利上げはゆっくりと実施されるだろうが、それでも高い金利を求めて着実に新興国からマネーが米国へ還流し、同時にドル高・新興国通貨安を促す。新興国にとっては資源価格安により収入が大幅減少しているところへ、米国ドル建て債務の自国通貨建て換算の金額がどんどん膨張している。一番心配しているのは、サウジアラビアの政治体制が維持できなくなり、王政が崩壊の危機に追い込まれることだ。杞憂であればよいが。 
 
TOPIX +4 @1,547 
日経平均 +51円 @19,034円 
 
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、食料品(2位)、小売(3位)、陸運(4位)、精密(5位)となった。 
  
 
1 電気・ガス業(東証1)  515 +7 +1.33  
2 食料品(東証1)  1,866 +21 +1.12  
3 小売業(東証1)  1,192 +8 +0.70  
4 陸運業(東証1)  2,233 +14 +0.65  
5 精密機器(東証1)  4,920 +31 +0.64  
6 化学(東証1)  1,534 +8 +0.49  
7 ゴム製品(東証1)  3,146 +14 +0.45  
8 サービス業(東証1)  1,676 +7 +0.44  
9 情報・通信業(東証1)  3,025 +13 +0.43  
10 電気機器(東証1)  1,898 +7 +0.37  
 
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「掉尾の一振」となるか? 12月29日
昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -23.90 @17,528, NASDAQ -7.51 @5,041)となった。ドル円為替レートは120円台前半。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,557に対して、下落銘柄数は277となった。騰落レシオは80.05%。東証1部の売買代金は1兆7689億円。昨日よりは少し売買代金が増えたが、その主役となったのは郵政3社だった。本日の大引けでTOPIX連動ファンドが郵政3社を組み入れざるを得ないことを見越して、先回りして買っていた投資家が利益確定の売りをぶつけてきた。3社とも下げたが、この3社だけで東証1部の売買代金の約8%を占めるほどの賑わいだった。私は郵政3社の株価に対しては良くて横ばい、現実的には時間の経過とともにジリ貧となると見ている。どうやってEPSを持続的に高めていくのかストーリーが見えてこない、つまり、その稼ぐ力に疑問を抱いているからだ。 
 
米国株は小幅安となったが、TOPIXも日経平均も続伸し、10日移動平均線を回復した。明日は大納会。「掉尾の一振」(とうびのいっしん)が期待されている。 
  
TOPIX +14 @1,543 
日経平均 +109円 @18,982円 
 
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、医薬品(2位)、建設(3位)、その他製品(4位)、空運(5位)となった。 
 
 
1 水産・農林業(東証1)  484 +13 +2.78  
2 医薬品(東証1)  2,889 +56 +1.97  
3 建設業(東証1)  1,115 +19 +1.77  
4 その他製品(東証1)  1,805 +31 +1.75  
5 空運業(東証1)  322 +5 +1.62  
6 銀行業(東証1)  207 +3 +1.61  
7 保険業(東証1)  973 +14 +1.43  
8 小売業(東証1)  1,184 +16 +1.39  
9 繊維製品(東証1)  737 +9 +1.23  
10 サービス業(東証1)  1,669 +19 +1.17  
 
 
 
 
 
 
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騰落レシオとPCRは相場が当面の底値圏であることを示している 12月28日
日経平均は先週金曜日まで5日連続で下げていたことから自律反発しやすいタイミングでもあり、今日から受け渡しが2016年度となる実質新年度相場入りした。本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,570に対して、下落銘柄数は327となった。騰落レシオは77.34%。市場参加者の多くが年末年始の休暇に入っているため、東証1部の売買代金は1兆5433億円となり、2014年12月26日以来、1年ぶりの低水準となった。相場全体の体温は騰落レシオが77%まで低下しており、割安圏に入っていることを示すが、eワラントのプット・コール・レシオPCRでも確認できる。9月14日に0.94まで急上昇してその後は11月9日の0.18まで低下したが、12月25日にはまた1.06まで急上昇しており、相場全体が当面の底値圏にあることを示唆している。 
 
eワラント PCR(put/call ratio) 
 
	https://www.ewarrant.co.jp/tools/put-call-ratio/ 
 
 
「プット・コールレシオとはコール型(相場上昇時に利益を狙うタイプ)を売買している人が多いのか、プット型(相場下落時に利益を狙うタイプ)を売買している人が多いのかの割合を意味するもので、次の式で表されます。 
 
プットの売買金額 ÷コールの売買金額 (5日移動平均) 
 
プット・コールレシオが上昇すると弱気な投資家が増えてきたとされ(下落局面)、プットコールレシオが下落すると強気な投資家が増えてきた(上昇局面)とされます。  
 
この数値を下回ったら、この数値を上回ったらという判断基準はありませんが、以下のポイントが参考になるでしょう。 
 
相場の高値圏ではプット・コールレシオは低くなる傾向がある  
相場の底では、プット・コールレシオは急上昇し、鋭いピークを形成する傾向がある  
相場の転換点は、プット・コールレシオが反対に動き始めた近辺になることが多い」  
材料難ではあったが自律反発と実質新年度相場入りで期待が高まったのか、TOPIXも日経平均も陽線で反発した。騰落レシオでもプット・コール・レシオで見ても底値圏にある。特に悪い相場材料でも出てこない限り、相場は浮上し始めると市場は見ているようである。 
 
TOPIX +13 @1,529 
日経平均 +104円 @18,873円 
 
33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、海運(2位)、電気・ガス(3位)、鉄鋼(4位)、非鉄金属(5位)となった。 
 
1 パルプ・紙(東証1)  447 +13 +2.93  
2 海運業(東証1)  373 +10 +2.86  
3 電気・ガス業(東証1)  505 +13 +2.59  
4 鉄鋼(東証1)  539 +13 +2.45  
5 非鉄金属(東証1)  963 +20 +2.17  
6 倉庫・運輸関連(東証1)  1,611 +31 +1.97  
7 卸売業(東証1)  1,165 +22 +1.94  
8 機械(東証1)  1,509 +27 +1.85  
9 証券・商品先物取引(東証1)  421 +7 +1.72  
10 繊維製品(東証1)  728 +10 +1.45  
 
 
 
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年内はこの弱い流れを引きずりそう 12月26日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -50.44 @17,552,17, NASDAQ +2.56 @5,048.49)。ドル円為替レートは120円を割り込む寸前まで円高が進んだ。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が509に対して、下落銘柄数は1,362となった。騰落レシオは76.58%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆6049億円へさらに減少した。 
 
米国株は高安まちまちだったが、クリスマス休暇中で市場参加者が少なく、売買代金もさらに減少した。さらに受け渡しベースで2015年度最終売買日だったので節税目的の売りも多く出たであろう。その結果、TOPIXも日経平均も小幅続落した。特に強い買い材料もなく、年内はこの弱い流れを引きずりそうだ。 
 
TOPIX -7 @1,516 
日経平均 -21円 @18,769円 
 
33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は電気・ガス(1位)、鉄鋼(2位)、鉱業(3位)、銀行(4位)、卸売(5位)となった。 
 
24 非鉄金属(東証1)  942 -9 -0.93  
25 海運業(東証1)  362 -4 -1.05  
26 不動産業(東証1)  1,540 -17 -1.12  
27 石油・石炭製品(東証1)  969 -12 -1.22  
28 機械(東証1)  1,482 -19 -1.24  
29 卸売業(東証1)  1,143 -17 -1.43  
30 銀行業(東証1)  201 -3 -1.50  
31 鉱業(東証1)  336 -6 -1.69  
32 鉄鋼(東証1)  526 -12 -2.14  
33 電気・ガス業(東証1)  492 -17 -3.37  
 
 
 
  
 
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米国株が大幅2連騰でも日本株は下げた 12月24日
昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +185.34 @17,602.61, NASDAQ +44.82 @5,045.93)。ドル円為替レートは120円台半ばの円高方向へ動いた。本日の日本株全般は高く始まったが、失速して下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が326に対して、下落銘柄数は1,523となった。騰落レシオは78.88%へ急落した。東証1部の売買代金は1兆9362億円と2兆円を割り込んだが、クリスマス休暇中で市場参加者が少ないことが主な理由だと考えられる。 
 
米国株は2日連続で大幅高となったが、円高を嫌気したことやクリスマス休暇で市場参加者が少ないこともあり、TOPIXも日経平均も買いが引っ込み、下げた。原油安⇒新興国・資源国の企業の経営不安⇒資金繰り不安⇒質への逃避⇒安全資産である円買い、という連想だろうが、円高となり、日本株相場の足を引っ張った。 
 
TOPIX -10 @1,524 
日経平均 -97円 @18,790円 
 
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、医薬品(2位)、サービス(3位)、建設(4位)、金属製品(5位)となった。 
 
24 ゴム製品(東証1)  3,177 -36 -1.11  
25 その他製品(東証1)  1,758 -20 -1.13  
26 小売業(東証1)  1,169 -14 -1.16  
27 証券・商品先物取引(東証1)  415 -5 -1.26  
28 情報・通信業(東証1)  2,975 -38 -1.26  
29 金属製品(東証1)  1,218 -18 -1.44  
30 建設業(東証1)  1,096 -17 -1.49  
31 サービス業(東証1)  1,647 -27 -1.64  
32 医薬品(東証1)  2,803 -58 -2.04  
33 空運業(東証1)  315 -7 -2.11  
 
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逆指値成り行き買いで気長に構え再上昇の初動を捉える戦術 12月22日
昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +123.07 @17,251.62, NASDAQ +45.84 @4,968.92)。ドル円為替レートは121円台前半で昨日とほぼ変わらず。しかし、本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が809に対して、下落銘柄数は1,004となった。騰落レシオは87.69%。東証1部の売買代金は1兆9347億円へと減少し、2兆円の大台を割り込んだ。これはクリスマス休暇で市場参加者が減少していることも原因の一つとして考えられる。 
 
米国株は反発したが、TOPIXは小幅高となる一方で、日経平均は小幅安となった。クリスマス休暇で市場参加者が少なくなっており、売買代金が減少していて盛り上がりに欠ける。しかし、下値では公的年金と見られる買いが入り、大崩れもしない。大きな株価材料も年内はもうなさそうで、上にも下にも動きにくい膠着相場がまたしばらく続くか?こんな時は、下げ止まった後も横ばいを続けている銘柄に狙いを定め、逆指値成り行き買いで気長に構え、再上昇の初動を捉えるとい戦術も私の得意な戦術だ。技術的には楽ちんで誰でもできて、効果も高い方法だが、結果を焦らず悠然と構える性格が求められるので、せっかちな人には向かない。 
 
TOPIX +2 @1,534 
日経平均 -29円 @18,887円 
 
33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、陸運(2位)、建設(3位)、水産・農林(4位)、保険(5位)となった。 
 
1 空運業(東証1)  322 +7 +2.22  
2 陸運業(東証1)  2,210 +42 +1.95  
3 建設業(東証1)  1,113 +14 +1.28  
4 水産・農林業(東証1)  419 +5 +1.26  
5 保険業(東証1)  942 +10 +1.07  
6 鉄鋼(東証1)  531 +5 +0.92  
7 鉱業(東証1)  336 +3 +0.91  
8 倉庫・運輸関連(東証1)  1,593 +12 +0.77  
9 繊維製品(東証1)  724 +4 +0.61  
10 サービス業(東証1)  1,674 +9 +0.52  
 
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円安のはずが円高になり輸出株が総崩れ 12月21日
下げ止まらない原油相場でまた不安が高まり、先週金曜日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -367.29 @17,128.55, NASDAQ -79.47 @4,923.08)。米国の利上げが決まったのに、市場の思惑とは反対にドル円為替は121円台前半の円高方向へ動いた。これを受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が438に対して、下落銘柄数は1,400となった。騰落レシオは84.75%。東証1部の売買代金は2兆5382億円。 
 
米国株の大幅続落と円高を嫌気して、TOPIXも日経平均も長い下ひげを引いた短陽線で終えた。先週金曜日は非常に長い上ひげを引き、本日は長い下ひげを引いた。日経平均のこの2日間の高値と安値の開きは1,218円もあった。殆どの市場参加者は米国利上げでドル高円安になると見ていたはずだ。しかし、現実は反対に動き、121円台前半の円高となり、電気機器や自動車など輸出株は円安を期待していたので総崩れとなった。先週金曜日から250日移動平均線を再び割り込んでいることが気になるが、同平均線はまだ上向きなので、まだ買い狙いが有効だと考える。但し、為替相場や原油相場に振り回される銘柄は避けたい。さらに、米国利上げにより新興国から資金が流出し、自国通貨安を防衛するために自国金利を引き上げて景気を冷やし、さらに原油安による歳入の減少という悪夢のシナリオが消えたわけではない。9月の時と同様、もし、狙っている銘柄が連れ安して突っ込んだら静かに拾っておき、4月末までに目標リターンに達したら手仕舞いするという戦術はどうだろうか? 
 
TOPIX -6 @1,531 
日経平均 -71円 @18,916円 
 
33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、証券(1位)、金属製品(2位)、精密機器(3位)、電気機器(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。 
 
24 輸送用機器(東証1)  3,270 -20 -0.60  
25 銀行業(東証1)  203 -1 -0.64  
26 その他製品(東証1)  1,786 -12 -0.69  
27 機械(東証1)  1,503 -11 -0.70  
28 医薬品(東証1)  2,855 -22 -0.75  
29 倉庫・運輸関連(東証1)  1,581 -12 -0.75  
30 電気機器(東証1)  1,874 -17 -0.89  
31 精密機器(東証1)  4,854 -43 -0.89  
32 金属製品(東証1)  1,233 -12 -0.94  
33 証券・商品先物取引(東証1)  422 -4 -1.04  
 
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想定以上の下げだった 12月19日
昨日の米国株式相場は大幅反落した(DJIA -253.25 @17,495.84, NASDAQ -68.58 @5,022.55)。ドル円為替レートは121円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は上下に大きく振れたが、結局下げて終える銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が279に対して、下落銘柄数は1,578となった。騰落レシオは86.46%。東証1部の売買代金は3兆5971億円へと増加した。 
 
悪材料は米国株が大幅反落しただけではなかった。日銀の金融政策決定会合後に、「現在の年間約3兆円の買い入れに加え、新たに年間約3000億円の枠を設け、『設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業』の株式を対象とするETFを買い入れる」と発表された。この「補完措置」が最初はポジティブサプライズと受け取られて株価は急反発した。しかし、暫くすると、「新たな枠によるETF買い入れは、日本銀行が買い入れた銀行保有株式の売却開始に伴う市場への影響を打ち消す観点から、16年4月より開始する」という文言の真意にマーケットは気がついた。要は日銀がこれまで金融機関から買い入れていた株を市場で売却する悪影響を単に中和するだけの措置だと解釈され、相場は売りが殺到し急落した。TOPIXも日経平均も非常に長い上ひげを引いて陰線で終えた。とても後味の悪いローソク足となった。昨日の時点で、今日はある程度調整すると見ていたが、想定以上に下げた。来週前半もこの悪い流れを引きずると見ておきたい。 
 
TOPIX -28 @1,537 
日経平均 -367円 @18,987円 
 
33業種すべてが下落した。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、保険(2位)、パルプ・紙(3位)、証券(4位)、機械(5位)となった。 
 
24 銀行業(東証1)  205 -5 -2.20  
25 倉庫・運輸関連(東証1)  1,592 -36 -2.22  
26 食料品(東証1)  1,858 -45 -2.38  
27 非鉄金属(東証1)  940 -24 -2.49  
28 鉱業(東証1)  332 -9 -2.51  
29 機械(東証1)  1,514 -40 -2.58  
30 証券・商品先物取引(東証1)  427 -13 -2.97  
31 パルプ・紙(東証1)  439 -14 -3.00  
32 保険業(東証1)  935 -33 -3.38  
33 石油・石炭製品(東証1)  964 -36 -3.55  
 
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半値戻しをたった2日で達成した 12月17日
FRBはFOMCにて政策金利であるFF金利の誘導目標を0~0.25%から0.25%~0.50%へ引き上げることを決めた。リーマンショックによる金融危機を乗り切るために導入された事実上のゼロ金利政策を9年半ぶりに解除することになる。利上げするのかしないのかとう不透明感が払拭され、昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +224.18 @17,749.09, NASDAQ +75.77 @5,071.13)。ドル円為替レートは122円台半ばの円安方向へ動いた。これを好感して、日本株全般も大幅続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,589に対して、下落銘柄数は251となった。騰落レシオは92.30%。東証1部の売買代金は2兆7809億円。 
 
昨日のFOMCで9年半ぶりにゼロ金利解除されることが決まり、不透明感が払拭されたことで米国株が大幅高となった。これを受けて、TOPIXも日経平均も大幅続伸し、10日移動平均線を回復した。昨日は「振り分け線」で反発しており、今日は大きくギャップアップして大幅続伸した。12月1日高値から12月15日安値までの下げ幅の半値戻しをたった2日で達成した。しかし、長い上ひげを引いたほぼ寄引同事線となったので、目先ではこれ以上の上値追いは躊躇っている。したがって、特に強い買い材料がまた一つ出てこなければ、リズム的には明日は調整すると見ているが、どうなるか? 
 
TOPIX +24 @1,565 
日経平均 +304円 @19,354円 
 
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、不動産(2位)、食料品(3位)、陸運(4位)、保険(5位)となった。 
 
1 水産・農林業(東証1)  415 +12 +2.89  
2 不動産業(東証1)  1,621 +45 +2.84  
3 食料品(東証1)  1,903 +49 +2.66  
4 陸運業(東証1)  2,205 +53 +2.46  
5 保険業(東証1)  967 +23 +2.42  
6 電気・ガス業(東証1)  516 +12 +2.41  
7 ゴム製品(東証1)  3,309 +78 +2.40  
8 医薬品(東証1)  2,878 +67 +2.37  
9 小売業(東証1)  1,205 +27 +2.33  
10 パルプ・紙(東証1)  453 +10 +2.15  
 
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売りすぎた分を少し買い戻したポジション調整か? 12月16日
昨日の米国株式相場は大幅上昇した(DJIA +156.41 @17,524.91, NASDAQ -43.13 @4,995.36)。ドル円為替レートは121円後半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は大きく反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,641に対して、下落銘柄数は225となった。騰落レシオは89.66%。東証1部の売買代金は2兆5293億円。  
 
短期間に大幅下落したので割安感が出てきたところで、原油相場が下げ止まりの兆しを見せた。これを好感した米国株高と円安を受けて、TOPIXも日経平均も大幅反発した。ただ、今日の反発は売りすぎた分を少し買い戻したポジション調整と見る向きもある。今日、米国FOMCの結果が判明する。利上げ決定となれば約9年ぶりとなる。さらに、いつ利上げを開始し、どれくらいの速さで利上げして行くのかによっても株式市場の反応は異なってくる。  
 
TOPIX +38 @1,541  
日経平均 +484円 @19,050円  
 
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は証券(1位)、輸送用機器(2位)、銀行(3位)、情報・通信(4位)、保険(5位)となった。  
 
 
1	証券・商品先物取引(東証1) 	435	+16	+3.78 
2	輸送用機器(東証1)		3,296	+116	+3.64 
3	銀行業(東証1)			207	+7	+3.53 
4	情報・通信業(東証1) 		3,006	+100	+3.44 
5	保険業(東証1) 			944	+29	+3.21 
6	その他金融業(東証1)		646	+20	+3.17 
7	石油・石炭製品(東証1 )		993	+30	+3.13 
8	食料品(東証1) 			1,854	+54	+3.01 
9	ガラス・土石製品(東証1) 		1,053	+30	+2.92 
10	不動産業(東証1) 			1,576	+44	+2.85 
 
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FOMCと金融政策決定会合の結果待ち 12月15日
昨日の米国株式相場は反発した(DJIA + 103.29 @17,368.50, NASDAQ +18.76 @4,952.23)。ドル円為替レートは120円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が182に対して、下落銘柄数は1,683となった。騰落レシオは82.69%へ急落した。東証1部の売買代金は2兆2806億円。 
 
米国株は反発したが、TOPIXも日経平均も大幅続落した。16日の米国FOMCの結果発表を控えて手仕舞い売りが出ているところへ、さらに売りを助長する材料があった。アップルのiPhoneの販売が減速するとのモルガンスタンレーのレポートが米国で発表された。これにより、アップル関連銘柄とされる村田製作所やTDKをはじめとする電子部品銘柄の多くが売り込まれた。ただ、これらの銘柄は9月〜10月の底値から20%以上上げている銘柄が多く、絶好の利食い売りの口実になったとも言える。日経平均は12月に入ってから1,100円以上下げている。9月29日安値@16,901円から12月1日高値@20,012円の反発に対して半値戻しは18,457円となるが、もう100円ほど下げると半値戻しになる。短期間でこれだけ下げると、通常なら明日は反発しそうだが、今週はFOMCと日銀の金融政策決定会合という大きなイベントを控えているので、腰の入った買いは引っ込んでしまうかも。 
 
TOPIX -25 @1,503 
日経平均 -318円 @18,566円 
 
33業種すべてが下落する全面安となった。下落率トップ5は、パルプ・紙(1位)、その他製品(2位)、銀行(3位)、海運(4位)、機械(5位)となった。 
 
24 電気機器(東証1)  1,885 -37 -1.94  
25 化学(東証1)  1,479 -29 -1.95  
26 倉庫・運輸関連(東証1)  1,580 -33 -2.05  
27 非鉄金属(東証1)  921 -20 -2.12  
28 金属製品(東証1)  1,226 -27 -2.16  
29 機械(東証1)  1,496 -33 -2.16  
30 海運業(東証1)  359 -8 -2.17  
31 銀行業(東証1)  200 -5 -2.26  
32 その他製品(東証1)  1,778 -41 -2.28  
33 パルプ・紙(東証1)  439 -11 -2.49  
 
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下げ止まらない原油相場、高リスク資産から避難、人民元安・・・市場は怯えている 12月14日
原油相場が下げ止まらず、先週金曜日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -309.54 @17,265.21, NASDAQ -111.71 @4,933.47)。ドル円為替レートは一時120円台に突入するまで円高方向へ動いた。これらを受けて、本日の日本株全般は大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が334に対して、下落銘柄数は1,531となった。騰落レシオは93.58%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆3882億円。 
 
TOPIXも日経平均も大幅下落したが、長い下ひげを引いて終えたところを見ると強く下げ渋ったと言える。それでも日経平均はザラ場では一時619円安まで下げた。今日は250日及び60日移動平均線も割り込んだので、土俵際まで追い込まれた。市場の不安要因は下げ止まらない原油相場だけではない。先週はジャンクボンドで運用する米国のミューチュアルファンドの解約停止と精算が報道されたが、米国利上げを前にして高リスク資産から資金が避難している。さらに中国人民元が12月11日まで6営業日連続で対ドルで下落し、4年5ヶ月ぶりの安値を付けた。今週は水曜日の米国FOMC、金曜日の日銀金融政策決定会合が控えており、結果次第では株式相場は大きく変動する可能性が高い。 
 
先週までに9〜10月に仕込んだポジショントレード用の買い玉のほとんどが逆指値成り行き売り発動で利食い売り手仕舞いとなったので、9月初旬と同様、個人的にはもっと下げろ〜という気持ちです。 
 
TOPIX -22 @1,528 
日経平均 -347円 @18,883円 
 
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、証券(2位)、石油・石炭(3位)、機械(4位)、非鉄金属(5位)となった。 
 
24 その他金融業(東証1)  635 -12 -1.87  
25 電気機器(東証1)  1,922 -38 -1.94  
26 保険業(東証1)  929 -20 -2.06  
27 輸送用機器(東証1)  3,240 -69 -2.07  
28 鉄鋼(東証1)  521 -12 -2.25  
29 非鉄金属(東証1)  941 -22 -2.25  
30 機械(東証1)  1,529 -37 -2.37  
31 石油・石炭製品(東証1)  979 -25 -2.53  
32 証券・商品先物取引(東証1)  425 -12 -2.64  
33 鉱業(東証1)  334 -9 -2.70  
 
 
 
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「二空叩き込み」 12月10日
昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -75.70 @17,492.30, NASDAQ -75.38 @5,022.87)。ドル円為替レートは121円台半ばまで円高方向へ動いた。これらを受けて、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が232に対して、下落銘柄数が1,617となった。騰落レシオは102.09%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆1913億円。 
 
米国株式相場の続落と円高を受けて、TOPIXも日経平均も3日続落した。これで「二空叩き込み」となった。もし明日も窓を空けて下げれば、当面は下げ止まりと見た買い戻しが入りやすい。円高の背景として、12月の米国利上げを見越してこれまでドル買い・円売りのポジションを積み上げて来たが、これ以上の円安は難しいと見た筋がその巻き戻しをしていると考えられる。さらに、裁定解消売りが出ている一方、年末を控えて個人が含み益のある銘柄と含み損のある銘柄の両方を売ることで節税しようとしていると推察できる。来週は日銀短観の発表と米国FOMCが予定されているため、積極的な売買がし辛い。それでも日銀のETF買いが相場を下支えると期待されている。 
 
TOPIX -15 @1,540 
日経平均 -255円 @19,047円 
 
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、その他金融(2位)、精密機器(3位)、小売(4位)、サービス(5位)となった。 
 
24 不動産業(東証1)  1,577 -21 -1.33  
25 金属製品(東証1)  1,265 -18 -1.37  
26 機械(東証1)  1,551 -22 -1.37  
27 その他製品(東証1)  1,856 -26 -1.40  
28 証券・商品先物取引(東証1)  435 -6 -1.43  
29 サービス業(東証1)  1,667 -25 -1.48  
30 小売業(東証1)  1,187 -20 -1.63  
31 精密機器(東証1)  4,824 -87 -1.76  
32 その他金融業(東証1)  643 -13 -1.95  
33 ゴム製品(東証1)  3,219 -68 -2.06  
 
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直ぐに25日移動平均線を回復するのは難しいそうだが 12月09日
欧米株式市場は原油安にまだ動揺しており、昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -162.51 @17,568, NASDAQ -3.57 @5,098.25)。ドル円為替レートは122円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が371に対して、下落銘柄数は1,442となった。騰落レシオは110.79%となった。東証1部の売買代金は2兆3940億円。 
 
米国株が大幅続落した上に円高も加わり、TOPIXも日経平均も大幅続落した。これで25日移動平均線からのマイナス乖離が大きく拡大した。直ぐに25日移動平均線を回復するのは難しいそうだが。まだ上向きの250日移動平均線の上にある限り、趨勢としては買い狙いが有効と考えられる。しかし、シクリカル銘柄はまだ買うには早い。 
 
TOPIX -13 @1,556 
日経平均 -192円 @19,301円 
 
33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、医薬品(2位)、食料品(3位)、水産・農林(4位)、小売(5位)となった。 
 
24 空運業(東証1)  319 -4 -1.32  
25 鉄鋼(東証1)  533 -7 -1.37  
26 パルプ・紙(東証1)  456 -6 -1.37  
27 ガラス・土石製品(東証1)  1,062 -15 -1.42  
28 繊維製品(東証1)  725 -11 -1.44  
29 小売業(東証1)  1,206 -19 -1.52  
30 水産・農林業(東証1)  403 -6 -1.55  
31 食料品(東証1)  1,832 -29 -1.56  
32 医薬品(東証1)  2,785 -49 -1.74  
33 保険業(東証1)  953 -17 -1.74  
 
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止まらない原油相場下落が世界経済の先行き不安を暗示している 12月08日
NYのWTI原油先物相場は2009年2月以来6年10ヶ月ぶりの安値@37.50ドル/バレル台まで下落した。これを嫌気して昨日の米国株式相場は大きく反落した(DJIA -117.12 @17,730.51, NASDAQ -40.46 @5,101.81)。ドル円為替レートは123円台前半。日本の7-9月期のGDP改訂値が上方修正され、年率換算でプラス1%となった。これを受けて日本株全般は上げて始まった。しかし、本日発表された11月の中国貿易統計が前年同月比マイナス6.8%となり、事前予想のマイナス5.3%を下回ったため上海総合指数が下げ始めると、日本株全般も下げ始めた。結局、東証1部では、上昇銘柄数が377に対して、下落銘柄数は1,430となった。騰落レシオは110.02%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆1093億円。 
 
止まらない原油相場下落、米国株安、日本のGDP上昇修正、中国景気減速懸念が絡み合い、TOPIXも日経平均も大きく下げた。25日移動平均線を再び割り込んだ。下げ止まらない原油相場は世界経済の先行き不安を高め、株式市場に下げ圧力をかけている。今日もまた1銘柄、逆指値成り行き売りが発動し、利食い売りで手仕舞いとなった。 
 
TOPIX -16 @1,569 
日経平均 -206円 @19,493円 
 
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、ここまでは原油安が原因、鉄鋼(3位)、機械(4位)、非鉄金属(5位)となった。 
 
 
24 電気・ガス業(東証1)  510 -7 -1.34  
25 その他金融業(東証1)  650 -9 -1.41  
26 金属製品(東証1)  1,286 -20 -1.51  
27 その他製品(東証1)  1,889 -29 -1.52  
28 卸売業(東証1)  1,197 -19 -1.53  
29 非鉄金属(東証1)  975 -16 -1.63  
30 機械(東証1)  1,584 -29 -1.79  
31 鉄鋼(東証1)  541 -14 -2.56  
32 石油・石炭製品(東証1)  989 -36 -3.52  
33 鉱業(東証1)  340 -16 -4.57  
 
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消去法で内需株が買われた 12月07日
先週金曜日の米国株式相場は大幅反発した(DJIA +369.96 @17,847.63, NASDAQ +104.74 @5,142.27)。ドル円為替レートは123円台前半の円安方向へ動いた。これを受けて、本日の日本株全般も大きく反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,275に対して、下落銘柄数は486となった。騰落レシオは117.07。東証1部の売買代金は2兆円台を割り込み、1兆8918億円へ減少した。これは相場にとっては良くない兆候である。 
 
米国株の大幅反発と円安を好感して、TOPIXも日経平均も大きく反発した。先週金曜日に25日移動平均線を割り込んだが、1日で25日移動平均線を回復した。米国雇用統計が予想以上に良かったことで12月利上げはほぼ確実となったが、利上げのペースはゆっくりとなるとマーケットは見ている。米国の急速な利上げに耐えられるほど世界景気は強くなく、輸出がさらに大きく増えるとは考えにくい。他方、利上げのペースがゆっくりなら、日米金利差の拡大もゆっくりとなるので円安ドル高を理由に輸出株を買い上げるシナリオは描きにくい。といことで、今日は消去法的に内需株に資金が向かったと解釈できる。 
 
TOPIX +11@ 1,585 
日経平均 +194円 @19,698円 
 
33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、食料品(1位)、小売(2位)、サービス(3位)、ここまで明らかに内需関連、以下、精密機器(4位)、水産・農林(5位)となった。 
 
1 食料品(東証1)  1,870 +33 +1.80  
2 小売業(東証1)  1,231 +22 +1.79  
3 サービス業(東証1)  1,721 +26 +1.52  
4 精密機器(東証1)  4,990 +64 +1.31  
5 水産・農林業(東証1)  402 +5 +1.15  
6 空運業(東証1)  318 +4 +1.12  
7 電気機器(東証1)  2,008 +22 +1.11  
8 ガラス・土石製品(東証1)  1,092 +12 +1.09  
9 機械(東証1)  1,613 +16 +1.03  
10 陸運業(東証1)  2,192 +20 +0.93  
 
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ECBの追加金融緩和が期待外れで・・・ 12月04日
昨夜発表されたECBの追加金融緩和が市場の事前予想よりも規模が小さいと失望され、昨日は欧州株だけでなく、米国株式相場も大幅続落した(DJIA -252.01 @17,477.67, NASDAQ -85.70 @5,037.53)。ドル円為替レートは122円台半ばの円高方向へ動いた。これを受けて、本日の日本株全般も大幅下落した。東証1部では、上昇銘柄数が160に対して、下落銘柄数は1,696となった。騰落レシオは113.98%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆4314億円。 
 
昨夜発表されたECBの追加金融緩和が期待外れだとして市場が失望し、欧州株式相場も米国株式相場も大幅下落し、この流れを受けてTOPIXも日経平均も大幅下落した。どちらの指数も10月15日以来初めて25日移動平均線を割り込んだ。また、11月27日時点の裁定買い残をチェックしてみると、3兆5983億円まで高まり、2014年以来の高水準となっている。 
	http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0364&asi=2 裁定解消売りが出始めたかもしれない。今夜は11月の米国雇用統計が発表された。21万人増となり市場予想の20万人を超えた。失業率も5%と低く、12月利上げの可能性がさらに高まってきた。来週も、もう一波乱あるか? 
 
今日の下げで、トレーリングストップで利を4割超へ順調に伸ばしてきた一部の銘柄に逆指値成行売りが発動され、利食い売りとなった。2ヶ月半程度で4割超の利確なら十分目標達成なので、これで良しとしよう。 
 
TOPIX -29 @1,574 
日経平均 -435円 @19,504円 
 
33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、不動産(2位)、金属製品(3位)、その他製品(4位)、その他金融(5位)となった。 
 
24 鉄鋼(東証1)  553 -12 -2.11  
25 非鉄金属(東証1)  983 -22 -2.15  
26 機械(東証1)  1,596 -35 -2.15  
27 精密機器(東証1)  4,926 -110 -2.18  
28 医薬品(東証1)  2,836 -64 -2.21  
29 その他金融業(東証1)  655 -15 -2.21  
30 その他製品(東証1)  1,917 -44 -2.22  
31 金属製品(東証1)  1,297 -30 -2.28  
32 不動産業(東証1)  1,608 -41 -2.51  
33 海運業(東証1)  375 -11 -2.74  
 
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相場のやり方(建玉法)で見方(観測法)の誤差を調整し続けるしかない 12月03日
昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -158.67 @17,729.68, NASDAQ -33.08 @5,123.22)。ドル円為替レートは123.40円まで円安方向へ動き、米国株式相場の下落をいくらか相殺した。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が785に対して、下落銘柄数は974となった。騰落レシオは123.09%。東証1部の売買代金は2兆1139億円。 
 
TOPIXも日経平均も僅かに上げたが、重要イベントを控えて実質的には横ばいだった。今週は好材料、悪材料の両方が出てきて、上下どちらにも動きにくい。ECBの追加金融緩和がリスクマネーを増加させ、それが日本株に流入して日本株相場を支えると期待される。しかし、FRBイエレン議長の発言からほぼ確実となった米国の利上げが新興国からのマネーの流出を促し、それが新興国経済に悪影響を与えて、巡り巡って日本株を下押しする可能性もある。今週は4日にまだ米国雇用統計の発表が控えている。公になっている株価材料はできるだけ適切に、しかし、できるだけ労力をかけずに分析解釈すべきだが、どんなに緻密に分析しても結果としての精度には限界がある。結局、相場は見方・予測よりもむしろ、相場のやり方(建玉法)で見方(観測法)の誤差を調整し続けるしかない。 
 
TOPIX +1 @1,603 
日経平均 +2円 @19,940円 
 
33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、保険(3位)、金属製品(4位)、水産・農林(5位)となった。 
 
1 石油・石炭製品(東証1)  1,027 +22 +2.19  
2 鉱業(東証1)  364 +7 +1.96  
3 保険業(東証1)  987 +9 +0.90  
4 金属製品(東証1)  1,327 +9 +0.67  
5 水産・農林業(東証1)  398 +2 +0.63  
6 食料品(東証1)  1,867 +10 +0.53  
7 精密機器(東証1)  5,035 +25 +0.51  
8 不動産業(東証1)  1,649 +8 +0.50  
9 非鉄金属(東証1)  1,005 +4 +0.43  
10 情報・通信業(東証1)  3,076 +12 +0.38  
 
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多くの重要イベントを控えて様子見ムードが支配的 12月02日
昨日の米国株式相場は大幅上昇した(DJIA +168.43 @17,888.35, NASDAQ +47.64 @5,156.31)。ドル円為替レートは123円台前半。昨日大幅高したこともあり、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が873に対して、下落銘柄数は885となった。騰落レシオは118.71%となった。東証1部の売買代金は2兆3057億円。 
 
米国株は大幅高となったが、日本株は昨日既に大幅高していたため達成感から利食い売りも多く出た。TOPIXは僅かに上げたがほとんど変わらず、日経平均は小幅安となった。今週は重要イベントがたくさん控えているので、様子見ムードが支配的なようだ。ECBは追加金融緩和を、FRBは利上げをすると市場は期待しているが、その結果は近日中に判明することになる。 
 
TOPIX ±0 @1,602 
日経平均 -74円 @19,938円 
 
33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、建設(1位)、水産・農林(2位)、情報・通信(3位)、空運(4位)、電気・ガス(5位)となった。 
 
1 建設業(東証1)  1,140 +16 +1.43  
2 水産・農林業(東証1)  395 +4 +1.14  
3 情報・通信業(東証1)  3,065 +34 +1.14  
4 空運業(東証1)  320 +3 +0.92  
5 電気・ガス業(東証1)  530 +4 +0.73  
6 その他金融業(東証1)  672 +4 +0.59  
7 医薬品(東証1)  2,896 +14 +0.49  
8 その他製品(東証1)  1,961 +8 +0.39  
9 保険業(東証1)  978 +3 +0.34  
10 鉄鋼(東証1)  563 +2 +0.30  
 
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日経平均2万円台回復も、高値更新は困難か? 12月01日
昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -78.57 @17,719.92, NASDAQ -18.86 @5,108.67)。ドル円為替レートは123円台に入る円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,338に対して、下落銘柄数は458となった。騰落レシオは122.75%へ少し低下した。東証1部の売買代金は2兆4304億円。 
 
米国株安だったが、123円台の円安及び法人企業統計の全産業設備投資額が前年同期比11.2%増(市場予想は2.2%増)となったことを好感して、TOPIXも日経平均も大幅高となった。日経平均は大台の2万円を終値で回復した。米国の利上げはほぼ確実となり、為替を円安方向へ動かしやすく、これが日本株全体に追い風となりそうだ。しかし、さらに円安が大きく進むとは考え難く、円安効果に依存した業績回復期待のみでは、6月24日の日経平均高値@20,952円を上抜けるのは困難であろう。 
 
TOPIX +22 @1,602 
日経平均 +265円 @20,012円 
 
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、鉄鋼(2位)、機械(3位)、証券(4位)、卸売(5位)となった。 
 
 
1 電気・ガス業(東証1)  526 +16 +3.18  
2 鉄鋼(東証1)  561 +14 +2.61  
3 機械(東証1)  1,631 +31 +1.93  
4 証券・商品先物取引(東証1)  456 +8 +1.78  
5 卸売業(東証1)  1,239 +21 +1.72  
6 電気機器(東証1)  2,032 +33 +1.67  
7 輸送用機器(東証1)  3,393 +52 +1.55  
8 非鉄金属(東証1)  1,006 +15 +1.55  
9 不動産業(東証1)  1,645 +25 +1.55  
10 医薬品(東証1)  2,882 +41 +1.45  
 
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